小さい頃から好きなこと
私は幼少期から絵本が好きだ。
母から毎晩読み聞かせをしてもらうのがとても楽しかった。
しかし、大きくなるにつれて、
「本を読みなさい!」
「もっと身になるものを読みなさい!」
と言われるようになった。
私にはくーちゃんという親友がいた。彼女も本が大好きで、分厚い本を読んでいるくーちゃんはとてもカッコよかった。
ハリーポッターのハーマイオニーも分厚い本を読みこなしていて、私の憧れであった。
だから、「頑張って分厚い本を読めるようになりたい!ならなくちゃ!」と思って、ハリーポッターに挑戦したが、最初はあっけなく断念した。
(もう少し大きくなってから、長い時間をかけて読みきったよ)
そんな私は今も本を読むのが苦手だ。
活字を見るとどうしても避けたくなってしまう。
だが、絵本を読むのは相変わらず大好きだ。
絵本は絵が面白くて見入ってしまう。
色が豊かで、心が明るくなる。
お話も個性豊かで興味深い。
絵本が好きで、絵本しか読まない私だけれど、そんな私だからこそ、できることがあるかもしれないと今は思っている。
小さい子とも絵本を楽しめるし、将来子供が産まれたら楽しく読み聞かせをしてあげられる。
心から楽しんで読み聞かせを出来る大人って少ないと思う。
だから、それは私の魅力なのかもしれない。
小さい頃から好きなこと。
大きくなっても忘れなくていい。
そんな自分だから出来ることが、きっとあるものだと、私は信じている。